稲田 耕作　17歳、高校生、純朴な農家の息子

農作業中にお米の精霊「ア・キータ」と出会い、オタキングと闘う戦士「アキタマン」に変身するようになる。 悪と戦うヒーローなのだが、事なかれ主義で争いを好まない。協調性が高く、全ての人を認め何事にも動じない。 口癖は「いいごど〜♪」(それいいじゃん♪)

特に自己主張がなく、流行りにもうとい男なのだが、料理が得意で秋田の名産に詳しい。

ア・キータ　1歳(人間の7歳くらい)、お米の精霊

オタキングの気配を察知し、秋田を守るため田んぼの中から現れる。…というのは建前で田んぼでじっとしているのが退屈で、興味本位で人里に出てきただけ。好奇心旺盛で秋田のことを何でも知りたがるものの、基本おバカなので間違って覚えたりすることもしばしば。そしてすぐに忘れる。好物はイナゴの佃煮。

アキタマン　耕作とア・キータの融合した姿

秋田県に由来する物のパワーを使って悪を倒す正義のヒーロー。オタキング現る所、自転車や電車に乗ってゆっくり参上する。 二人は正体を隠しているつもりなのだが、毎回人目のつくところで堂々と変身するので、周囲の人はアキタマンがこの二人であるという事を大体知っている。 見た目は強そうだが、身体能力は変身前の耕作と何ら変わりはない。

こまちちゃん　16歳、高校生、耕作の幼馴染で一つ年下

秋田の子らしい素直で可愛い女の子。とにかく耕作にぞっこんで、耕作の言う事なら何でもきく。女心に鈍感な耕作に、肩透かしをくらうこともしばしば。 意外と力が強く、照れ隠しに叩いた時の威力はアキタマンのパンチを遥かに凌ぐ。甘いものが大好きなのだが、料理はまだまだ勉強中。 オタキングに惚れられてしまうが、全く気にも留めない様子。

オタキング　32歳(人間の32歳と同じ)、オタク宇宙人

宇宙のオタク文化を極めんとするキモオタ宇宙人。２ちゃんねらーのような口調で、語尾に「オタ」とつける。基本的にはずる賢いのだが、どこか詰めが甘い。秋田に飛来したのも、オタクの聖地を「アキバ」ではなく「アキタ」だと勘違いしているため。

毎回やられる時に「アーーッ！ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━！」と叫びながら飛んでいく。

オタクイーン　31歳(人間の31歳と同じ)、ＢＬ漫画家腐女子宇宙人

イケメンとアルコールが大好きな、オタク星で大人気のＢＬ作家。アシスタントの激務に逃げ出したオタキングを連れ戻すため、秋田にやってくる。常に勝気で格闘技の心得があり、的確にみぞおちを狙ったミドルキックを放つ。あまり飲みすぎると普段見せない一面も…。

もさ蔵　６歳(人間の40歳くらい)、秋田犬

耕作の家で飼われている秋田犬。毛がモサモサしていることから「もさ蔵」と名づけられた。「モサ〜」となく。食いしん坊で怠け者、人間の歳ではいいオッサンなので基本的に若者の言う事はきかない。そのため頭は悪くないが特に芸などはしない。ただし食べ物がもらえるのなら、誰にでもついて行くし、何でも言う事を聞く。

稲田 二毛作　47歳、専業農家、耕作の親父

秋田県北秋田市で稲作農業を営む専業農家。どんな一大事も笑顔で片付けてしまう。「いいごど〜♪」は稲田家男子の口癖らしい。地元の猟友会にも所属しており、目標物を見ずに発砲する癖があることから、マタギの人々の中で「No Look Shootingの稲ちゃん」の異名を取る。意外と几帳面で、夏場は一日三回風呂に入る。